「月の光に照らされた身体」
5月17日(土)
|Moon Gallery & Studio


Time & Location
2025年5月17日 13:00 JST – 2025年5月25日 19:00 JST
Moon Gallery & Studio, 台東区北上野2-3-13 上野ダイカンプラザ102
About the event
「月−女性−身体」という象徴的な関係性を起点に、世界各国・地域から集まった17名のアーティストが、それぞれの視点と手法で身体表現に取り組むグループ展です。
古代神話に登場するアルテミスや嫦娥、そして現代の映像表現における沈黙する者・声を上げる者まで、月は長らく女性と結びついた存在として表現されてきました。本展では、月の周期と女性の身体のリズムが重ね合わされる中で、社会的に規定され、時に抑圧されてきた身体の在り方を多角的に見つめ直します。
「誰がその象徴を描き、誰がそれを見ているのか?」という問いを出発点に、アーティストたちは自身の手で身体の語りを再構築しようと試みます。
展示作品は、インスタレーション、映像、絵画、写真、立体作品など多岐にわたり、それぞれのメディアがもつ表現の可能性を通して、循環と時間(女性の経験に基づいた非線形のリズム)、コントロールと逸脱(身体が見せる規律への抵抗)、光と影(月という鏡を通じて、可視性と不可視性を問い直す)といったテーマを探ります。
本展は、ロマン化された視線や他者による定義から離れ、女性たち自身による身体表現とその語り直しの場を創出します。
アーティスト:
陳玥同、何梓羽、高橋直宏、庹雯、周雯静、Chaya Shen、何愷寧、姜燁、李姿婷、毛曦寧&推恩、施聖雪、SONGYI WU、SYOU、文律、楊然、周彥希、朱惟希
会期:2025年5月17日(土)〜5月25日(日)
会場:Moon Gallery & Studio
〒110-0014 東京都台東区北上野2-3-13 1F
企画:無地址島嶼
キュレーター:張瑩
展覧会の3つの柱:
・学術性:フェミニズム、身体政治、テクノロジーの視点から月を読み直す
・実験性:メディア横断的な表現を通じて、展覧会形式に挑戦する
・公共性:誰もが参加し、共鳴できる「女性の語り」の対話空間をつくる