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テンペラWorkshop

11月19日(日)

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Moon Gallery &Studio

テンペラWorkshop
テンペラWorkshop

日時・場所

2023年11月19日 13:00 – 17:00

Moon Gallery &Studio, 東京都台東区北上野2丁目-3-13 上野ダイカンプラザ 1F

イベントについて

テンペラは、卵や鑞、カゼインなど乳化作用を持つ物質を固着材として利用する絵具および絵画技法のことで、これで描いた絵画を「テンペラ画」と呼びます。歴史的には卵テンペラが最も代表的な絵具です。西洋絵画の歴史においては、長い間その主軸をなすのは漆喰の壁に描かれたフレスコ画や石膏の下地を施した板に描かれたテンペラ画で、油彩画が主要な位置を占めるのは16世紀に入ってからのことでした。「テンペラ」の語は「混ぜ合わせる」という意味のイタリア語「テンペラーレ」に由来し、画家が顔料と練り合わせ材を混ぜる行為を意味します。水だけで顔料を溶くフレスコ画と区別して、練り合わせ材を使う絵画を広くア・テンペラと呼んでいましたが、油彩画が主流となってからは、従来の卵を使ったものをテンペラと呼ぶようになりました。テンペラは乾きが早く丈夫で耐久性に富む絵画層を作り、油彩画よりも明るく鮮やかな色を発します。油彩画のような黄変・暗変を示さないという特徴があり、経年劣化が少ないため、数百年前に制作された作品が今日でも鮮明な色彩を保っています。半面、平塗やぼかしの技法には不向きで、線描的な性格を持つ画法です。

ワークショップの流れ

  1. テンペラ技法で描かれた油絵をライブ展示で鑑賞し、材料、原理、使い方を紹介する
  2. 卵乳剤の説明と制作
  3. 卵乳剤を使った白い油絵具の準備
  4. 木の板にスケッチをする
  5. 透明油絵具の乾燥と着色

講師

李 雨濃

1999  重慶出身   武藏野美术大学油画系本科毕业,研究生在读

2018  グループ展「まとまらないから、まとまらない イマ、いままで」

2021  学内コンクール 個人賞衣川明子賞 受賞

2021  K絵画コンクール 奨励賞受賞

2022  武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース 入学

2022  第24回雪梁舎フィレンツェ賞展 入選

2022  東大和市と「にゃんがいい」アートプロジェクト2022 参加

2023  第73回モダーンアート展 入選

2023  第100回記念春陽展 入選

2023  SICF24 EXHIBITION部門 出展

2023  第7回ZINEフェスティバル 参加2023  第2弾 onte ZINE展 参加

2023  CAA+MAU大学交流プロジェクト 助教かつ通訳として参加 (中国・杭州・中国美術学院)

時間:11月19日 13:00-17:00

料金:3800円(油絵具、木板、卵など材料費込み)

会場:Moon Gallery & Studio 東京都台東区北上野2-3-13

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