皮膚の下に響くこだま

Echoes Beneath the Skin

皮膚の下に響くこだま

鋳金、彫金、陶芸という異なる分野から、「身体」をテーマに制作する3人の作家による展示です。

肌の奥、身体の内側にかすかに残る感覚や記憶、感情が、「こだま」のように静かに響いてきます。

目には見えないけれど、たしかに存在する感覚や童心を、それぞれの素材と向き合いながら、3人の作家が深く、そして静かに表現します。

作家紹介：

西永なな

1999年　神奈川県出身

2024年　東京藝術大学 美術学部工芸科 陶芸専攻卒業

2025年　東京藝術大学 大学院美術研究科工芸専攻 陶芸研究室在籍

展示歴

2023年　「アートと大島椿」　orange gallery

2024年　「東京藝術大学卒業制作展」　東京都美術館

2025年　「起点×基点」　Azur rosé Galerie 

2025年　「ひとやすみ」　 The Market SE1

人の柔らかな形に興味を持って制作をしています。主に立体作品を制作してきましたが、今回の展示では絵画作品にも挑戦します。

髙橋星  

1999年　群馬県出身

2024年　東京藝術大学美術学部工芸科彫金専攻卒業

2025年　東京藝術大学美術研究科工芸専攻 彫金研究室在籍

受賞歴

2023年　東京藝術大学 宮田亮平賞 

2024年　東京藝術大学 原田賞 

2024年 　IGA AWARDS 入選

2025年　アートプラザアワード入選

展示歴

2024年　「東京藝術大学卒業制作展」　東京都美術館

2024年　「 IGA AWARDS」　東京芸術劇場

2024年　「marvelous jewelry exhibition 」　ギャラリーおかりや

2024年　「URBAN LOUNGE MIX×開花展」　WPU hotel

2024年　「藝大in銀茶会」　銀座伊東屋

2025年　「select16」　ACギャラリー

2025年　「アートアワード」　アートプラザ 

2025年　「ドン・キホーテによろしく」　アートプラザ 

美しく、そして醜くもある。

身体を通して日々蓄積されていく感情を、作品制作の過程で昇華させたいと考えています。

今回は新たにガラスという素材に挑み、金属との調和を通して、その感情のかたちを表現します。

大堀珠美

1998年　東京都出身

2024年　東京藝術大学美術学部工芸科鋳金専攻卒業

2024年　東京藝術大学美術研究科工芸専攻 鋳金研究室在籍

受賞歴

2023 年　「内藤賞」受賞

2024 年　「香立て童子」藝大アートプラザ大賞 入選

2025 年　「飄風童子」藝大アートプラザ大賞 入選

展示歴

2024年　「東京藝術大学卒業・修了制作展」　東京都美術館

2024年　「藝大・茨大・筑波大卒業修了制作選抜展」　東海ステーションギャラリー

2022～2025 年　「imono collection」　天王洲セントラルタワー

童子をモチーフに日常に溶け込み、クスッと笑ってもらえることを祈りながら日々制作しています。