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女子美5人展

11月12日(火)

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Moon Gallery & Studio

女子美5人展
女子美5人展

Time & Location

2024年11月12日 13:00 – 2024年11月16日 19:00

Moon Gallery & Studio, 東京都台東区北上野2丁目-3-13 上野ダイカンプラザ 1F

About the event

芸術作品は自然に生まれます人が成長するにつれて変化していきます。今回の作品は、女子美術大学に在学中の学生の段階的な記録ということで、「自然」を意味するギリシャ語をタイトルにしました。


 

郭語欣 GUOYUXIN


経歴

2001    中国江蘇省蘇州市生まれ

2024    女子美術大学 芸術学部日本画専攻3年在籍


展示経歴

2023年 「日本画大学院x学部交流展」 Joshibi SPACE 1900

2023年 「石本正日本画大賞展」入選 島根県浜田市立石正美術館

2024年 「私展」 Gallery TK2

2024年 「女子美x東北芸術工科留学生交流展」 国立ギャラリー

2024年 「GEM展」 デザインフェスタギャラリー


作品について、自然と動物は私の創作のインスピレーションの源である。自然界の万物、特に動植物は、その独特の形態と生命力で常に私を深く魅了している。その一方で、私は人間と自然が共存する幻想的な世界を想像して作品に反映させている。この世界では、人間は自然の支配者ではなく、すべての生命と調和して共生し、お互いを尊重し理解し合っているものである。動物は知恵と感情を持った仲間であり、植物は単なる命の担い手ではなく、精神と力の源泉となってる。

制作理念について、私は画面にさまざまな素材や特別な技法を使うことを好み、観客とのインタラクションを表現している。これにより、日本画は従来のように単に鑑賞されだけでなく、対話が可能なものとなる。例えば、私の作品「極夜」では、絵の中に粘土で作った小鳥に磁石を取り付け、観客がその小鳥を自由に動かせるようにしている。観客は小鳥を自分の理想的な位置に置くことができるのだ。観客とのインタラクションを実現することが、私の日本画における創作の目標であり、今後の作品作りにも反映させていきたいと考えている。それと同時に、私は制作途中での偶然性を非常に重視している。着色の過程で、顔料の流れや融合が予期しない効果を生むことがあり、このランダム性は常に思いがけない驚きをもたらすことができる。私にとって、この偶然性は創作の中で最も面白い部分の一つである。


チョウタンエイ


作品「 {∅} 」は、バディウの哲学思想、特に集合論における冪集合公理が示す溢れの概念にインスパイアされています。画面は、「無」から溢れ出るものとその裂け目そのものとの絡み合いを表現し、潜在と現実の間にある境界の曖昧さと相互作用について探求しています。この不明確な境界は、白と黒の要素、絡み合ったイメージ、そして重層的なテクスチャを通じて具象化され、形なき雰囲気を創り出しています。それにより、潜在と現実が同じ空間内で相互依存し、変幻不定に移り変わることを暗示しています。絵の周囲に伸びる麻紐は、現実と潜在の曖昧な境界線を象徴しています。


徐 ゆうけい


経歴

2001    中国上海市生まれ

2024    女子美術大学 芸術学部日本画専攻3年在籍


一般的に、自分の生活の中で目にする要素と夢を組み合わせて、日常生活の幻想以上のフアンタジ一感を表現する。色彩ゃ題材の選択はより夢と密接に関係しており、夢の描写を通して自分なりの雰囲感を作り出したいと考えている。作品は純粋に写実的なスケッチよりも、普段記録している要素を誇張して幻想感を表現することを好み、そして、日常生活からありふれた要素や物を導き出し、変化させることでドラマチックな形を作るのが好きなのだ。立体や半立体の要素を用いて臨場感を高めている。


カヤマカリ


日本画を描くときには、主題やモチーフを選ぶときに杭州で育った影響が現れていると思います。杭州は自然豊かなところです、だから植物や風景を題材にした作品を多く作りました。穏やかで静かな雰囲気を表現したいと思いました。違う時間と天気、それから私の気持ちの変化によって、描く絵も全部違った感じがあると思います。自分の心の中で想像した場面を表現した作品もあります。それから草花を描く時に流れる時間がとても好きです。


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