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8月28日(水)

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Moon Gallery & Studio

二人展「美しい輪郭の裏」~美術と医学イラストレーションで女性の解剖学を探る~

二人展「美しい輪郭の裏」~美術と医学イラストレーションで女性の解剖学を探る~
二人展「美しい輪郭の裏」~美術と医学イラストレーションで女性の解剖学を探る~

日時・場所

2024年8月28日 13:00 – 2024年9月01日 19:00

Moon Gallery & Studio, 東京都台東区北上野2丁目-3-13 上野ダイカンプラザ 1F

イベントについて

二人展「美しい輪郭の裏」~美術と医学イラストレーションで女性の解剖学を探る~

会期:2024.08.28(水)~ 09.01(日)13:00~19:00(最終日:17:00まで)

会場:Moon Gallery & Studio 東京都台東区北上野2丁目3-13

入場料無料

参加作家:

月 兎 moon.gallery.studio@gmail.com

何 文榕 hewenahwr@yahoo.com

二人展「美しい輪郭の裏」は、北米医学イラストレーター協会会員の何文榕と、日本在住の版画作家と自立するアーティストの陳玥同によって開催されます。本展は、それぞれ個性的でありながら共鳴し合う二人の女性アーティストに焦点を当て、独自の作品を通じて彼女たちの人生の軌跡を観客に語りかけます。アーティストたちは女性の身体をテーマに、フェミニズムの深い表現と女性解剖学の複雑な美しさからインスピレーションを得ています。彼女たちは認知と感知の視点から、科学的で厳密な医学イラストレーションと詩的な版画を融合させ、観客に理性と感性が交錯する独特な視覚体験を提供します。

医学イラストレーターの何文榕は、科学的な探求を手段として、社会構造が女性にもたらす生理的な不安を解き明かそうとします。本展で展示される彼女の作品では、解剖的平面、臨床医療における数理モデリング、そして大胆で衝撃的な色彩を通じて、観客の生理的共感を引き起こし、客観的なイメージに基づく多次元の表現を示しています。彼女は科学的な厳密性と芸術的な言語を融合させ、女性の解剖学を探求し、その美しさと複雑さを讃えます。女性の器官構造の認識と分析にとどまらず、彼女の作品は、女性が生理周期によって生活スタイルを制限されるべきではないという説得力のある見解を伝えています。彼女の作品は社会が女性に課す規範に挑戦し、女性がこれらの束縛を打破し、自由な意思で生きることを推奨しています。

自立するアーティストの陳玥同は、詩的で感性的な表現を通じて、女性および母親の視点から、アイデンティティの変化と生理的変化がもたらす啓示と感悟を表現しています。彼女の視覚イメージは、繊細で柔らかい中に強さを秘め、力強い線と版画特有の印象を用いて、母親と子供の深い絆を描き出しています。彼女の作品からは、一人の女性が出産への恐怖を克服し、命を育む過程で勇気を持ってこれらの変化に立ち向かい、受け入れる様子が見て取れます。彼女は「私が唯一確信しているのは、私の身体を携えて、出産という冒険に勇敢に挑むことです。」と語ります。この旅を通じて、彼女は女性としての自己愛の真髄を悟り、女性固有の力と連帯に敬意を表します。

二人展「美しい輪郭の裏」は、二人の女性の共鳴だけでなく、芸術、科学、社会の間の対話でもあります。文榕と玥同の二人のアーティストは、凝集力のあるナラティブを共同で創り上げ、観客に現代の女性の自己認識の目覚めとアイデンティティの意味の探求を深く理解してもらいます。この二人展が伝える女性の力が、似たような体験や悩みを抱えるすべての観客にとって啓発と鼓舞となり、現代女性の多様な経験とあらゆる分野での貢献がより多くの人々の視野に入ることを願っています。

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