top of page

「Mangata and ...」しゃしゅうせい 絵画展

8月06日(火)

|

Moon Gallery & Studio

「Mangata and ...」しゃしゅうせい 絵画展
「Mangata and ...」しゃしゅうせい 絵画展

Time & Location

2024年8月06日 13:00 – 2024年8月10日 19:00

Moon Gallery & Studio, 東京都台東区北上野2丁目-3-13 上野ダイカンプラザ 1F

About the event

しゃしゅうせい絵画展「Mangata and...」~女性の感情におけるロマンスとファンタジー~

中国生まれのアーティストしゃしゅうせいは、今年4月に日本大学芸術学部造形専攻を卒業後、現在、東京を拠点にアート活動中。

「Mangata and..」をテーマにした絵画展は、彼女にとって初めての個展となる。Moon Gallery & Studioで2024年08月6日[火]-10日[土]まで開催されます。

女性が多く描かれる彼女の絵画では、人物や情景が夢幻的で深い雰囲気に包まれることが多い。 本展のタイトルが示すように、MÅNGATAとはスウェーデン語で月光を意味し、月光によって水面に形成される光の帯の揺らめきは、水中を進む月の道筋に似ている。 夜の自然の美しさを楽しみ、柔らかく夢のような月明かりを感じる、自然の風景であると同時に、深くロマンチックで神秘的な色彩を含んだ文化的シンボルでもあるのだ。

今回の展示作品は主に水彩画と油彩画である。水性画材の特殊な性質が絵の中に透明な色を生み出し、絵のコントロール性と染み出し効果を十分に反映させることができる。油絵の透明と不透明の特性の相互作用が総合的な層を作り出し、特殊な素材が絵の中から際立つ立体的な質感の美しさも、油絵の創作ならではのものだ。彼女は、絵画は個人の精神と感情の表現であると信じている。だから女性を被写体に選んだ、女性の精神性の理解を女性の能力で解釈している。作品の全体的な効果としては、女性の姿は抽象化され、ゆるやかさと精神性の美しさを表現しようとしている。頭や顔の多くの細部は無視され、未完成のイメージが保たれている。絵の中に最大限に収まる色や模様は、インスピレーションの源そのものに属するものではなく、むしろ活動的な空想から自由に湧き出てくるものである。つまり、内面から投影された心の状態が、外界から独立していることの具体的な証拠なのだ。しかし、その心的状態の背後に潜む外的対象は、抽象絵画の中で、そのような様々な形を装って再び現れる可能性を持っている。同様に、絵画の中に自己を発見するだけでなく、抑圧された感情を最終的に解放する道を発見することも可能なのだ。

人の感情というのは本来曖昧で複雑なもので、それを具体的に表現するのは難しい。美術創作においてテーマが定まらない原因が感情の曖昧さにあるとすれば、美術創作は感情の論理に従うことで、「曖昧な」筆致が人の深層にある認知に近いものを生み出すことができ、絵画制作のプロセスの本質を探り、曖昧な感情と絵で感情という意味での真の自意識を表現することができる。

謝曉靖(しゃしゅうせい)

2023年73回 「モダンアート展」 作品入選

2024年 42回 「上野の森 美術館大賞展 明日をひらく絵画」作品入選

ins: xiexiaojing_666888

Share this event

bottom of page