グループ展「水の音」
Wed, Mar 25
|Moon Gallery & Studio


Time & Location
Mar 25, 2026, 1:00 PM GMT+9 – Mar 29, 2026, 7:00 PM GMT+9
Moon Gallery & Studio, 台東区北上野2-3-13 上野ダイカンプラザ102
About the event
プレスリリース | PRESS RELEASE
水の音 | Water Resonates
2026年3月25日(水)– 3月29日(日)
13:00〜19:00(最終日17:00)
Moon Gallery、東京
キュレーション:EAST2046
「古池や 蛙飛びこむ 水の音。」
——松尾芭蕉
展覧について
「俳聖」とも呼ばれる松尾芭蕉はこの俳句において、極めて簡潔な一瞬間を捉えている。古い池の静寂の中、一匹の蛙が水面へ飛び込み、水の音が空間に散っていく。この一瞬は、靜と動の之間にある一つの関係構造、すなわち微小なかく乱が環境全体の状態を変えるという構造を明らかにする。同様の瞬間は日常の中にも存在する。安定しているように見える社会や環境の中で、個人の行動や知覚は関係のネットワークの中で常に小さな波紋を生み出し続けている。
グループ展 “Water Resonates” は、この一瞬を出発点として、「水の音」を関係性と共鳴の隠喩として捕える。微小なトリガーが環境に入り込み、空間、時間、知覚の間に拡散する反響を生む。本展は、海外に長期居住する複数のアーティストを招待し、伝統絵画、サウンド、映像、インタラクティブ技術など多様なメディアを通じた制作を展示する。各作家は、日常生活や自然との関わりを起点に、個人と環境との間に常に変化し続ける関係を探り、異なる文化的文脈の中で知覚がどのように再形成されるかを問いかける。
キュレーションの視点
本展は「EAST2046」によってキュレーションされる。EAST2046 は、東方思想、技術文化、および現代アートの関係を探究するソーシャルエンタープライズである。本展はまた、哲学者・許煜が提唱する「技術多様性」(technodiversity)の概念からも示唆を得ている。技術は単一の発展経路をたどるものではなく、各文化の宇宙論や自然観とともに生成される実践的構造である。この視点から、技術は単なる道具ではなく、人と環境の関係を造る媒介でもある。
情報が溢れる時代に、Water Resonates は観る人を招いて、微小でありながらも持続する反響に再び耳を傾ける機会を提供する。
展覧概要
展覧名:水の音 | Water Resonates
会期:2026年3月25日 – 3月29日
会場:Moon Gallery、東京
主催:EAST2046
オープニングレセプション:2026年3月25日(水) 18:00–21:00
EAST2046 について
EAST2046 は、東方思想、技術文化、および現代アートの関係を探究するソーシャルエンタープライズである。展覧、出版、および公共プロジェクトを通じて、EAST2046 は技術が如何にして各文化の宇宙論とともに新たな知覚や表現の形式を生み出すかを探る。
連絡先
EAST2046 | contact@east2046.com
