ちいさなてん
11月26日(火)
|Moon Gallery & Studio
張仕晨 初個展
Time & Location
2024年11月26日 13:00 – 2024年11月30日 19:00
Moon Gallery & Studio, 東京都台東区北上野2丁目-3-13 上野ダイカンプラザ 1F
About the event
チョウ シシン
張 仕晨
1997年生于武汉市
湖北美术学院 中国画系中国画专业 2015-2019
东京造形大学大学院 美术研究领域 2021-2023
1997年湖北省武漢市に生まれ
湖北美術学院 中国画専攻中国画コース 2015-2019
東京造形大学大学院 美術研究領域 2021-2023
“私は自分が絵を描くのが得意ではないと常々感じています。偶然のきっかけで絵画の学びを始めた私は、他のアーティストたちの前衛的で大胆な考え、感情の繊細さ、技術の熟練度にしばしば感嘆します。彼らは何をきっかけに絵を描き始め、どのように続けているのでしょうか?自分の作品に満足しているのでしょうか?絵が得意でない私が、これらの疑問を抱えながら自分の創作を始めました。
《ちいさなてん》は小さな展覧会であり、日常の中で至る所に存在する目立たない「小さな点」です。様々な「小さな点」が画面の構成要素となり、一見目立たないこれらの小点の中に、もしかしたら独特の美が隠れているかもしれません。それらは、完全に満足できない不完全なものや、生活の中で困惑させる瑕疵であるかもしれませんが、小さな点を通して、私の生活に対する不器用で素朴な観察が見えるかもしれません。
では、皆さんはこれらの小点を見て何を思い浮かべるのでしょうか。このような考えを抱きながら、今回の小さな展覧会を開催しました。”
作品介绍
痕跡の表現
-安定と混乱の形象化-
生活に広がっている痕跡は、生成には原因があるため、痕跡自体が多くの情報を伝えることができると考えられる。レコードの盤面に刻まれた溝の凹凸のように、溝を通じて、音を記録し、音を再生することができる。音声と同じ、生活の経験や感情も物の痕跡によって無意識に記録される。「安定」とは、生活状態の安定を指し、日常的で変化のない、持続的な状態を定義する。そして「混乱」とは、生活の無秩序、非日常的な状態、不確かさがあり、混乱の状態を定義する。必然の中に偶然が混じっていて、混乱の中にも秩序が含まれている痕跡は、私が思う生活と同じように対立の両面を含んでいる。混乱と安定という共通の特徴を通じて、絵画表現における痕跡の「安定と混乱」を探る。