呉一璇個展「Retreat」
Mi., 29. Juli
|Moon Gallery 2 & 汐Café


時間和地點
29. Juli 2026, 13:00 GMT+9 – 02. Aug. 2026, 19:00 GMT+9
Moon Gallery 2 & 汐Café, 3-chōme-31-13 Ryūsen, Taito City, Tokyo 110-0012, Japan
關於本活動
Retreatは、一時的に身を引き、休息し、避難することを意味する言葉です。
しかし、呉一璇(Wu Yixuan)にとって、それは、世界から逃げることではなく、一時的に「現実」から離れる状態であり、日常や絶えず動き続ける思考から一歩退き、身体と呼吸をもう一度感じ直すための時間でもあります。
この展示は、作品を見せるためだけのものではありません。むしろ、丁寧に準備しながらも、自由な出来事が自然に生まれることを受け入れた、一つの出会いの場です。街の中に、旅の途中で偶然見つけるような小さな場所をひらいてみたいと思いました。
誰でも気軽に立ち寄り、少し座って、お茶を飲んだり、ぼんやりしたり、絵を描いたりして過ごせます。
世界には、互いに対立しながらも均衡を保っているものが数多く存在します。私たちは常に異なる両端のあいだを行き来し、ときには自由に往来できると思いながら、ときにはその狭間に身を置くことしかできないようにも感じています。
行き来を繰り返す日々のなかで、呉一璇は、光や大地、そして身体を通り過ぎていく生命の感覚を受け取ってきました。そうして少しずつ沈殿していったものたちを、写真、絵画、インスタレーション、そして、この空間に、自然の中で拾い集めた素材を組み合わせて生まれた作品として置き、ここを訪れる人たちとともに眺め、ともに留まりたいと考えています。
作家紹介
呉一璇 WU YIXUAN
中国・上海出身、東京を拠点に活動。2026年、東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻修了。
旅のなかで出会う風景や人々との関わり、偶然の出来事をきっかけに、写真、映像、ドローイングによる観察と記録を重ね、それらを再構成したインスタレーションを制作している。
身体が空間のなかで感じ取る感覚や、滞在のなかで蓄積された記憶や痕跡を作品へと編み直し、必要に応じて土地で出会った素材や自然物を取り入れながら制作を行う。身体や土地、人間関係に潜む見えない構造を手がかりに、人が無意識に繰り返す行動や認識のパターン、そしてそれらを知覚し直すことで生まれる自由や変容の可能性を探求している。
迷いや試行錯誤、ときに厄介さを含む人間のあり方そのものを、理解へ向かうための一つの方法として捉え、制作を通して内と外のあいだに立ち現れる境界や揺らぎを探り続けている。
作品鑑賞



