趙苑彤 東京初個展「流れる記憶の水」
7月07日(火)
|Moon Gallery & Studio


日時・場所
2026年7月07日 13:00 JST – 2026年7月12日 19:00 JST
Moon Gallery & Studio, 台東区北上野2-3-13 上野ダイカンプラザ102
イベントについて
趙苑彤は、中国・新疆ウイグル自治区出身のアーティストである。多民族が共生する土地で育ち、北京と東京を拠点にこれまでに20カ国以上を巡ってきた。
長年、複数の文化に挟まれたアイデンティティの葛藤を抱え、「故郷との絆は地中に根ざす静的なもの」という従来の観念に疑問を抱いた。
滝をイメージした即興的なアクリル制作の過程で、無意識に描いた流動的な筆致が新疆ウイグル族伝統のアドレスシルクの水波模様と奇跡的に呼応した。この体験をきっかけに、作家は「根」ではなく「国境を超えて流れ続ける水」という新たな文化連携の概念を立ち上げた。
本展では『流れる記憶の水』シリーズ全作品を展示する。低彩度の柔らかいパステル調の流体色彩に、中国水墨画の薄い水のにじみ技法を融合させた。水の流れ、光の煌めき、シルクの波紋を通じ、漂泊者の内面と故郷との柔らかなつながり、多文化の自己和解を表現する。
作家紹介
趙苑彤
中国・新疆生まれ、漢民族としてウイグル文化に囲まれて育つ。北京、東京を拠点に世界20カ国以上を渡航。ZERO STUDIO創設、商業写真家・映像クリエイターとして活動。作品はニューヨーク国連本部にて展示、『撮影世界』など専門誌に寄稿。SNS総フォロワー70万超。2025年より抽象アクリル画シリーズ『流れる記憶の水』を制作。
長年の異文化アイデンティティの葛藤から生まれたシリーズ。故郷との絆を「地に根ざす根系」ではなく、国境を超えて流れる水として再定義。新疆アドレスシルクの水波紋様を抽象流体筆致で表現し、流動的な水系根系を通じ、多重文化の自己和解を描く。
作品鑑賞




